20年間の月日

2017-10-27

ライター:落合

皆様ごきげんいかがですか? 編集長の新村です。

 

急に寒くなって秋風が身にしみる今日この頃です。

 

いきなりですが皆様は「人生を振り返る事」ってありますか?

 

先日深夜番組の再放送で香取慎吾さんが20年前に地元の小学生と塗装した電車の再塗装の依頼を受け20年ぶりに青森県に出向き塗りなおすようなお話でした。

 

その列車は3年くらいお客さんを乗せて走っていたそうですが、だんだんと傷んできて今では置物のようになって放置されていたみたいです。

 

 

 

ずいぶん傷んでいますが・・・なにぶん「SMAPの香取さん」の作品ですから、鉄道会社も勝手に修復することもできず、また処分もできずにいたみたいです。

 

20年・・・

 

長い月日ですね。番組の中で当時一緒に列車の塗装をした小学生も立派な子を持つお父さんお母さんになっていて当時の写真(小学生の頃)とは似ても似つかないくらいでした。

仲間の中には亡くなってしまった方もいるという悲しいお話もありました。

 

20年・・・私の20年はどうだったのだろうか?

 

20代の方の20年だと記憶にない幼少期が含まれますが、私のように44歳のおっさんだと大人になってからの20年ですから記憶に残っていることも多いです。

一言でいうと「あっという間」でした。

「後悔しない人生」をモットーに駆け抜けた20年間。

人間の平均寿命が約80歳ならば私はもう折り返しを過ぎています。

若いうちはわかっていても全く現実的に浮かばない生の終わり。

当たり前ですが誰しもいつかは死という終わりを迎えます。

これからの20年・・・

 

 

64歳ですか・・・

まだ頑張って働いているのか?孫がいるお爺ちゃんになっているのか?

もしかしたら生きていないのかもしれません。

 

考えすぎるとテンションが下がりますが・・・

 

人間五十年、下天(げてん)の内をくらぶれば、夢幻(ゆめまぼろし)のごとくなり。 一度(ひとたび)生(しょう)を得て、滅せぬ者のあるべきか。

 

人間の寿命はわずか五十年である。 下天(人間界)の命の長さに比べれば夢、幻のようにはかない。 一度生を受けたら死なない者はいないのだから。

織田信長が出陣前に舞った能の舞で有名な言葉です。

 

西暦2017年というように約2000年で考えれば確かに人間の一生は1/20にも満たないし、ましてや地球の歴史なんて考えだすと45億年の中では人間の一生なんて瞬き程度の一瞬のことです。

 

信長もこの詩から「死への恐怖心」を振り払おうとしたのでしょうか?

まあこれくらいのスケールで考えれば気も楽になります。

 

この深夜番組を見て人生を振り返る事になった私はこれからも「後悔しない人生」をモットーに頑張っていこうと決意するのでした。

その時、時計の針は朝5時をまわっていましたというお話です。

 

皆様も一度考えてみてはいかがでしょうか?

これからの行動が変わるかもしれませんよ!