ゆく年くる年

2019-04-26

ライター:木村

平成から令和へ、そんな話題が多い今日このごろ。

テレビなどでもいろいろな振り返り特集などが組まれています。

年のせいなのか、「あー、こんなのあったねー」とか

つい懐かしく見ていたりするのですが、

このブログが始まった頃からいつか書いておこうと思っていた、

ある映画監督の作品をまだ平成のうちにご紹介します。

ナビゲーターは総務の木村です。こんにちは。

 

 

 

 

 

 

 

ジョン・カーペンターという映画監督の名前を知ったのは、

恐らく10代の頃だったと思います。

今よりもっとテレビで映画が放送されていて、

何度も同じ映画がテレビで流れていました。

きっと今では流せない映画も数多くあったと思います。

ジャッキーチェンのカンフーものは定番で、

ポリスアカデミーもうんざりするくらい見ましたね。

面白く見ていた映画はいくつもあるのですが、

その中でも監督の名前まで覚えているのは数が限られます。

 

 

 

 

 

ジョン・カーペンターの映画はジャンルでいうとSFやホラーになりますが、

驚かすような怖さはなく、もっとじわじわしたものです。

お風呂で髪を洗っていて後ろが気になって何回も振り返る、

みたいな怖さではありません。

 

 

 

う~ん、説明が難しい・・・

見てもらうのが手っ取り早いのですが、娯楽映画としてのホラー!

っていう感じです。

当時の映画解説でも、B級映画のようなテイストで制作した、

とかなんとか言っていたと思います。

・・・うろ覚えですが。

娯楽作品として見られるホラーです。

怖い話が苦手な方でも楽しめるのではないかと思います。

 

 

 

 

 

ということで、私が気に入っていた作品をいくつかご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

遊星からの物体X』The Thing(1982年)

 

「THE THING」の画像検索結果

 

南極基地での地球外生命体と隊員たちのお話です。

かなり有名な映画なのでご存知の方もいると思います。

謎の生命体は襲った相手と同化する能力を持っています。

目の前にいる人間が本物か襲われた後のコピーなのか分かりません。

南極の基地という閉ざされた環境の中で、

隊員たちは生き残ることができるのか!?

 

 

 

 

 

クリスティーン』Christine(1983年)

 

「クリスティーン」の画像検索結果

 

主人公を魅了する1台の車が人を襲っていくお話。

破壊されても復活する車、呪われていなければ私も欲しいです。

原作はスティーヴン・キングだそうですから間違いないですね。

 

 

 

 

 

パラダイム』Prince of Darkness(1987年)

 

「パラダイム」の画像検索結果

 

ロサンゼルスの教会で見つかった緑の液体。

そこには悪魔が封じ込められています。

それを現地で調査する人たちに襲い掛かる様々な現象とは!?

ホラーテイストがちょっと強めの作品ですが、驚いたりはしません。

夢でメッセージを伝えようとするシーンが何度か出てきますが、

その表現がとても印象深いです。

 

 

 

 

 

ゼイリブ』They Live(1988年)

 

「ゼイリブ」の画像検索結果

 

主人公が偶然手に入れたサングラス。

そのサングラスは特殊な洗脳信号を見抜くことができます。

それをかけるとそこには支配されつつある地球の現状が見えてしまいます。

人間になりすましたエイリアンが街中を歩き回っています。

街にあふれる看板や新聞などの本当のメッセージが見えます。

風刺の要素もあるのでしょうが、この設定がとても面白いです。

私のいちばんのお気に入りです。

 

 

 

 

 

 

 

この監督作品の特徴として、お話の終わりに余韻を持たせることが定番で、

まだ続く感じの終わり方をします。

私は中途半端な気がするのでそのパターンは好きではありませんが、

彼の作品についてはその気持ち悪さがないのでアリだと思っています。

 

 

 

 

 

気になる作品があれば、この連休中にもいかがでしょうか。

平成の終わりにとか言いながら、紹介した映画はすべて昭和のものでした。

 

 

 

 

 

 

 

連休明けの令和元年第1回目は東北支店の近藤さんです。

テーマはなんでも良いですが、忘れるなよ~。