ソーイング・ビー

2020-12-07

ライター:木村

映画は好きでよく観ていますが、ドラマをあまり観ることがありません。

嫌いではなく、始めてしまうとずっと観ないといけないことになるので、

それを始めたくないからでしょうか。

 

なので、倍返しとか、不時着とか分かっていません。

あとバルブシステム?

 

日に日に寒くなりますが全集中!総務の木村です、こんにちは。

 

 

 

 

 

 

 

過去に観ていたドラマというと、最近?ではゲームオブスローンズですが、

その前となるとトリックとかX-ファイルになってしまうと思います。

それって2000年前後の作品でしたね・・・

 

 

 

そんな私が最近ひさしぶりにドラマを観ています。

『ソーイング・ビー』です。

 

2月3日の母の夕食 参鶏湯(サムゲタン)など - 105歳の母の食卓

 

イギリスのBBCで放送されている番組です。

ジャンルとしてはドラマではなく裁縫バトル番組なのですが、

内容はドラマと言ってもいいくらいの展開なのです。

 

 

 

 

 

事前オーディションで選考された10名程度の素人の老若男女が、

型紙やリメイクなど、毎週与えられるテーマに沿った裁縫技術や

出来栄えを競い合って勝ち抜いていく番組です。

 

料理の鉄人が過去にありましたが、あれの裁縫版で人数多めです。

毎週1~2名の脱落者が決定され、決勝は3名で行われます。

 

 

 

 

 

別に裁縫に詳しいわけでもなく、さほど興味があるわけでもないのですが、

参加者にそれぞれ個性や背景があり、得意不得意もあります。

決められた時間内に試行錯誤しながら仕上げていきますが、

完成できないこともしばしば。

 

 

 

 

 

そして審査役の2人の評価がプロというだけあって、とても厳しい。

嫌味はあってもお世辞はありません。

でも、本当に良いものは褒められます。

それが観ていて気持ちが良いです。

 

ソーイング・ビー : tomo journal

 

 

 

 

 

 

 

番組全体の編集も良く、テンポがとても良いです。

バトルと言いながらも参加者同士で協力しあうこともあり、

和気あいあいとして楽しんでいる雰囲気も良いです。

脱落者を見送るときはとても寂しそうにしています。

決勝での結果発表に、脱落者を含めた参加者全員が再登場する

お決まりの展開も良いです。

 

 

 

こうした構成が、バトル番組を観ているというよりも、

ドラマを観ているような気持ちにさせられます。

 

 

 

 

 

 

 

イギリスでは2013年より放送が始まり、2020年の今年でシーズン6。

日本では昨年よりNHKで放送が始まり、現在『ソーイング・ビー2』として

シーズン4が放送されています。

 

 

 

 

NHKを観つつ、Amazonプライムでシーズン1から順に観ています。

気付けば『コバステッチ』『コンシールファスナー』『バイアステープ』など

裁縫用語を憶えてしまいました。・・・何なのかはよく分かっていませんが。

「裁縫の楽しさを伝えたい」と参加者がよく言っていますが、

きっとそう思う視聴者もいると思います。

 

私は番組が面白いだけなので、ミシンの前に座ろうとは思いませんが、

その出来栄えや技術の高さに感心させられます。

とても良い番組だと思います。音楽も良いですよ。

 

ドラマ好きな方、たまには裁縫バトルもいかがですか。