映画は好きでよく観ていますが、ドラマをあまり観ることがありません。
嫌いではなく、始めてしまうとずっと観ないといけないことになるので、
それを始めたくないからでしょうか。
なので、倍返しとか、不時着とか分かっていません。
あとバルブシステム?
日に日に寒くなりますが全集中!総務の木村です、こんにちは。
過去に観ていたドラマというと、最近?ではゲームオブスローンズですが、
その前となるとトリックとかX-ファイルになってしまうと思います。
それって2000年前後の作品でしたね・・・
そんな私が最近ひさしぶりにドラマを観ています。
『ソーイング・ビー』です。
イギリスのBBCで放送されている番組です。
ジャンルとしてはドラマではなく裁縫バトル番組なのですが、
内容はドラマと言ってもいいくらいの展開なのです。
事前オーディションで選考された10名程度の素人の老若男女が、
型紙やリメイクなど、毎週与えられるテーマに沿った裁縫技術や
出来栄えを競い合って勝ち抜いていく番組です。
料理の鉄人が過去にありましたが、あれの裁縫版で人数多めです。
毎週1~2名の脱落者が決定され、決勝は3名で行われます。
別に裁縫に詳しいわけでもなく、さほど興味があるわけでもないのですが、
参加者にそれぞれ個性や背景があり、得意不得意もあります。
決められた時間内に試行錯誤しながら仕上げていきますが、
完成できないこともしばしば。
そして審査役の2人の評価がプロというだけあって、とても厳しい。
嫌味はあってもお世辞はありません。
でも、本当に良いものは褒められます。
それが観ていて気持ちが良いです。
番組全体の編集も良く、テンポがとても良いです。
バトルと言いながらも参加者同士で協力しあうこともあり、
和気あいあいとして楽しんでいる雰囲気も良いです。
脱落者を見送るときはとても寂しそうにしています。
決勝での結果発表に、脱落者を含めた参加者全員が再登場する
お決まりの展開も良いです。
こうした構成が、バトル番組を観ているというよりも、
ドラマを観ているような気持ちにさせられます。
イギリスでは2013年より放送が始まり、2020年の今年でシーズン6。
日本では昨年よりNHKで放送が始まり、現在『ソーイング・ビー2』として
シーズン4が放送されています。
NHKを観つつ、Amazonプライムでシーズン1から順に観ています。
気付けば『コバステッチ』『コンシールファスナー』『バイアステープ』など
裁縫用語を憶えてしまいました。・・・何なのかはよく分かっていませんが。
「裁縫の楽しさを伝えたい」と参加者がよく言っていますが、
きっとそう思う視聴者もいると思います。
私は番組が面白いだけなので、ミシンの前に座ろうとは思いませんが、
その出来栄えや技術の高さに感心させられます。
とても良い番組だと思います。音楽も良いですよ。
ドラマ好きな方、たまには裁縫バトルもいかがですか。