でたらめをやってごらん

2023-03-23

ライター:木村

先日、長男が小学校を卒業しました。

自分が通っていた6年間は長く感じましたが、

親の目線になると早いものですね。

親らしいことはあまりできていないように思いますが、

感慨はそれなりにありました。

 

 

 

ただ、卒業式の歌はもう「蛍の光」や「仰げば尊し」じゃないんですね。

何の歌かも分かりませんでした。

次男が卒業する5年後にはどんな歌になっているのでしょうか。

やっぱり分からないんでしょうね。

どんどん置いていかれます、本社の木村です。♫い~ざ、さら~ば~

 

 

 

 

 

 

 

昨年から続いておりますが、地域の子ども会関連の役員の用事で

仕事と合わせて土日も忙しくしている妻から「行きたい」と言われたので、

癒しになればと『展覧会 岡本太郎』を観に愛知県美術館に行ってきました。

 

展覧会 岡本太郎

 

 

 

 

 

 

 

美術館なんて、おそらく20年は行っていません。

そもそも私には芸術の良し悪しが分かりません。

色の微妙な違いについて説明できますか?

うすピンクとうす紫色の違いはボーダレス、そしてエターナル。

木の幹は茶色、葉っぱは緑、空は青色です。

あ、夕方はオレンジですね。

 

 

 

美大卒の妻は違いが分かるようで、

その違いについて説明されるんですが、

残念ながら私にはあまり伝わりません。

 

 

 

でも珍しく「行きたい」と言うので行きましょう。

子供にとっても良い経験になってほしい!

どうせ違いは分からないのでしょうけど・・・

 

 

 

 

 

 

 

ずいぶんな人気なのですね。

入場チケットを購入するのに「最後尾」のところに並びました。

動物園や水族館でもこんなに並んだことはありません。

飲食店ならお店を変えています。私は待てないタイプ。

でも美術館は変えられません。並んで待つこと数十分。

 

 

 

 

 

 

 

入り口で音声ガイドの受付もやっています。

阿部サダヲさんの音声ガイド600円。

1人で来ていたら利用していたかも。

子供連れだとそこまでじっくりできません。

 

 

 

 

 

 

 

私が知らないだけだったのか、

意外に思ったのは、撮影OKなんですね。

みなさんバシバシ撮っています。

気になるものは撮りたいですよね。

私も何枚かいただきました。

お気に入りはLINEのアイコンにしています。

 

 

 

 

 

 

 

撮影OKとはいえ、ここには載せませんが、

ひさしぶりの美術館、良いですね。

岡本太郎と言えば「芸術は爆発だ!」の方ですが、

よく分からない私にもその迫力が伝わってくるものがあり、

「よく分からないけど何かすごい」と思える作品がありました。

 

 

 

分かるもの、分からないもの、好きなもの、そうでもないもの、

いろいろありますが、見方としては人それぞれで良いのでしょうね。

きっと違いは分かっていないと思いますが、

子供も楽しめたようでした。

 

 

 

 

 

 

 

作品以外でよく分からなかったのは、

この愛知県美術館の隣がNHKなのですが、

そこで『展覧会 タローマン』が開催されていたことです。

 

スペシャル | 展覧会 岡本太郎

 

 

 

 

 

 

 

タローマンが毎回あらわれる奇獣を倒していくというエピソードで、

奇獣は『森の掟』『歓喜』など岡本太郎の作品名で登場します。

 

 

 

1972年に放送されていた、ということになっており、

様々な当時の背景や衣装、小道具の他に、

当時販売されていたというグッズなどが紹介されています。

 

 

 

展覧会ではサカナクションの山口一郎さんが、

当時の思い出を語っている動画も流されていますが、

これらがすべて架空、ウソです。

どういうことなのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

ずいぶん手の込んだことをしていますが、

放送されていたという映像は、

NHKのWebサイトで今も閲覧可能です。

1話5分、全10話。

でたらめですが、おもしろいですよ。