初めての天体観測inひろのまきば天文台

2018-05-29

ライター:マエカワ

お世話になっております。
岩手支店の前川です。
 
前回のブログで天体観測をしたいという内容を書いたんですが、
意外と早く天文台に行く機会があり、家族で行ってきましたので、
その時の様子を書いてみます。


訪れた場所は、岩手県九戸郡洋野町にある”ひろのまきば天文台“。
盛岡市から車で2時間ほどかかる所に位置しています。
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ひろのまきば天文台は、”おおのキャンパス”という大きな施設内の1つで、
天文台の他に、道の駅、産業デザインセンター・森のカブト虫館、木工・陶芸・ガラス・さき織り・園芸などの工房、宿泊施設、健康の湯、パークゴルフ場、動物ふれあい館などの施設があります。
 
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この施設内の一番上(山頂)に”ひろのまきば天文台”が
ポツンと建っています。
 

 
ここの天文台は星空が日本一見やすいと言われており、
周りが牧草地・明かりを発する建物がない・山頂という最高な環境!肉眼でたくさんの星を見る事ができました。
初めての天体観測には勿体無い位の施設でラッキーでした。

 

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また、こちらには、
反射式望遠鏡と呼ばれる高度な望遠鏡が備えられています。
性能は、人の目と比べて5300倍の光を集めることができ、
約700km離れた名古屋市内にある”ろうそくの火”が見えるそうです。


大きな望遠鏡で星を見るのは初めての体験でしたが、
月の表面や、木星の縞模様、金星、国際宇宙ステーションが夜空を動く様子を観察。
施設の方にガイドして頂いて、かなり解りやすく観察できました。
 
▼月の表面

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思ってたより表面がゴツゴツしていてクレーターがたくさんありました。
 
▼木星の様子
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木星の縞と、木星の衛星が確認できました。
木星には代表的な衛星が4つ(イオ・エウロパ・ガニメデ・カリスト)ありますが、画像では2つ(木星側がエウロパ・ガニメデ)確認できます。※画像右下の点のような星です。
”エウロパ”は液体の水が存在すると思われることから地球外生命体が存在する可能性が高い天体として注目されています。


望遠鏡を通して見てみると、
普段、書籍や動画で見ている物とは別もので、
また違った驚きと感動が・・・
 
息子も興味を持った様子で、
必死に望遠鏡のレンズを覗いていました。
 


そして、帰りには施設内の温泉に入ったり。
※ちょうど26日(風呂の日)で200円で入浴できました。
 

 
更に、施設内での夕食も美味しかった。
ビフテキライス。
 

 
また、施設内のオリジナルドレッシングが魅力的で、
やまぶどう・しいたけ・みょうが・赤しそ、の4種があって、
個人的には”みょうがドレッシング”が好み。
 

 
売店で1瓶、700円位で販売されていたので、
全種類たっぷりと使い、しっかり味わいました(笑)
 
妻と息子を巻き沿いにして、じっくり天体観測をしたので、
帰りが深夜12時近くになってしまいましたが、息子が興味をもって望遠鏡を覗いている姿を見て、ちょっと嬉しく思いました。
 
後に、この日の体験が息子の中で何かと繋がって大きく広がってくれたらいいなと思いながら、勝手に自己満足した週末を過ごしました。