後生掛 ←何と読むでしょう?

2023-10-17

ライター:細川

10月になり急に寒くなってきて秋らしくなりましたが、

残暑の影響で今年の岩手の紅葉は赤くならずに散ってしまっているようで

残念に思っています。岩手支店 細川です。

 

 

 

 

 

自然豊かな東北地方は、紅葉で有名な場所とセットでだいたい素晴らしい温泉がありますので、ひとつ紹介します。

 

 

 

 

 

 

「後生掛温泉」

 

 

 

 

 

ごしょうがけと読みます。

 

 

 

 

 

 

 

秋田県鹿角市にある後生掛温泉。秋田県と岩手県の県境を成す八幡平の深い山の中、標高約1,000mに位置する温泉郷ですが、古くから「馬で来て 足駄で帰る 後生掛」と称されるほど効能に優れています。

 

https://www.goshougake.com/

 

 

 

 

 

 

すぐそばに自然研究路があるも観光にはもってこいです。

 

https://tripnote.jp/kazuno-shi/goshyogake-shizen-kenkyuro#lnsma98auugpih5f4ds

 

 

 

 

 

 

 

さて、この後生掛という地名の由来ですが、

 

 

 

 

 

文春砲な話でした。

 

 

 

 

三百年前、三陸久慈生まれの若者、牛飼いの九兵衛が地獄谷に住み着いていたが、あるとき生死をさまよう重病に侵されてしまう。その時恐山に向かう巡礼の娘が通りかかり、その献身的な看病から九兵衛は全快、同情と敬慕に結ばれた二人は幸福な三年を過ごした。

然し九兵衛には三陸久慈に許嫁があった。出発後に生まれた子の為、夫を迎えに故郷を後にした妻はやっとの思いで地獄谷へたどり着く。

地獄谷で三人が見合う苦悩の夜が明けたのち、巡礼の娘は妻と子の幸せを祈り地獄谷へ身を投げてしまう。さらに身を引いた娘の心に打たれた妻もまた、夫の声を後ろに聞きながら後生(生まれ変わって)に掛け(来世に掛ける)地獄谷へ身を投じた。

その後、地獄谷を訪れる人は、並んだ二つの墳湯を『オナメ(妾)・モトメ(本妻)』と呼び、この地を後生掛と称するようになった。

後生掛温泉の由来 オナメモトメの伝説より

 

 

 

・・・・・・子供がかわいそう。

悪いのは男なのに・・・と、思ってしましました。

 

 

こんな悲劇の後生掛ですが、温泉は素晴らしいので

入浴しにいってみてください。

タオルや湯上りに着た服はしばらく匂いが取れないので気を付けて。