~大喰いトライアスロン後編~

櫻田

2015-09-15

ライター:櫻田

~大喰いトライアスロン後編~

 

前編からの続き

AT・・・「いよいよレースも終盤戦へ突入しましたね!」

新村・・・「ここからラストのおにぎり4個がキツイと思いますよ」

AT・・・「さぁ関東勢の2人がゴールに向けてゆっくりですがおにぎりを食べていく」

plplplpl←モニターでライバルを確認しながら食べる森

AT・・・「先頭の⑧長山このまま逃げ切るのか~!?」

新村・・・「トップの長山選手・・・様子が変ですよ・・・」

AT・・・「長山が止まった~ぁ!」

lplplっp←その目は何を語るのか?

AT・・・「なっ!なんとぉ~!ギブアップ」

「ここでレースをリタイアすることを決意しました!」

「ゴールまで後おにぎり2つだったのですがね~」

新村・・・「大変残念ですが大健闘だと思いますよ!」

AT・・・「レース前に懸念された量の壁ってやつですか?」

新村・・・「彼の胃袋をペットボトルに例えるならおにぎり2つ食べた時点で本当の満タンを迎えたのでしょう」

「後は溢れるだけと・・・」

「誰よりも速くここまで詰め込むだけ詰め込んだわけです」

「ゴールがトップで見えてのリタイアですから」

「悔しいでしょうが本人も納得のリタイアだと思います」

AT・・・「長山に変わってトップに立ったのは・・・」

「⑤櫻田だぁ~」

「すごい勢いです!」

「ペースが落ちずにラストおにぎり1個~!」

「森の巻き返しは~?」

新村・・・「ちょっと待って下さい!櫻田選手も様子が・・・!?」

ううおごいひおh←おにぎり1つを残し止まる櫻田・・・

AT・・・「いったいどうしたのでしょう?やはり長山と同様量の壁に跳ね返されてしまうのか?」

「櫻田選手トイレを要求しました」

「櫻田選手はどうしたのでしょうか?」

新村・・・「彼はですね・・・食事とトイレがワンセットなのですよ」

AT・・・「よく意味がわかりませんが・・・?」

新村・・・「これはいつもの事なのですが・・・彼は食事が食べ終わるよりも前に必ずトイレに行くのですよ」

「彼にとってそれは儀式みたいなものです。いつもの事なので心配ありません」

AT・・・「これは大きなロスタイムですね」

新村・・・「まぁそれも込みで彼ですから・・・彼の食事の流れです」

AT・・・「これは後続勢に大チャンスが訪れました!」

「森の逆転勝ちが濃厚か!?」

「・・・」

「・・・?」

「ここでやってきたのは森ではなく①尾崎だぁ~!」

「おにぎりを食べる音が!海苔の砕け散る音が!一歩一歩ゴールに向かう足音に聞こえます!」

「すごい勢い!」

「食べる台風18号!」

「食べる重戦車!」

「これぞビックサンダーマウンテンの底力~!」

「尾崎もおにぎり最後の1個までやってきた~!」

「このまま尾崎が押し切るのか?」

「・・・」

「!!!」

「おおっとここで遅れて櫻田戦線復帰!」

新村・・・「最後の一騎打ちというとこでしょう」

AT・・・「この会場はもはや巌流島です!」

「遅れて登場するあたりがまるで宮本武蔵のようですね」

「佐々木小次郎の尾崎か?」

「宮本武蔵の櫻田か?」

「巌流島の闘いが400年あまりの時を経て今ここに再現~!」

新村・・・「もうどちらが勝ってもおかしくないですよ」

AT・・・「両者最後のおにぎりを口へ運ぶ~!」

「勝者はどちらだぁ~?」

「両者おにぎりを食べ終え残ったのは飲料だけです」

「ここで尾崎が笑みを浮かべた~!」

「この笑みの意味は~!?」

「櫻田最後の力を振り絞りペットボトルへ手が伸びた」

「なんと!尾崎は動かない~!」

「・・・」

「勝ったのは櫻田選手~!」

「尾崎の猛烈な追い上げをかわしてフィニッシュ!」

「それにしても最後の尾崎の笑みは勝利を確信してのものでは無かったのでしょうか?」

新村・・・「両者が最後に残していたもの・・・」

「尾崎はコーラが半分、桜田はお茶が半分」

「尾崎はこの時に自分が勝てない事を悟ったのかもしれませんね」

「そしてここまで戦った相手におめでとうという祝福の笑みだったのではないでしょうか?」

AT・・・「尾崎選手2位でゴール」

「目標を失った森が後続を見ながらゆっくり3位でゴール」

 

大喰いトライアスロン結果

優勝・・・⑤櫻田

2位・・・①尾崎

3位・・・④森

4位・・・②田中

5位・・・③落合(おにぎり1.5個残してリタイア)

6位・・・⑧長山(おにぎり2個残してリタイア)

7位・・・⑥安藤(おにぎり3個残してリタイア)

8位・・・⑦近藤(おにぎり4個とハンバーガー0.5個残してリタイア)

 

AT・・・「この後は出場選手にコメントを聞いてみようと思います」

 

つづく