AT・・・「競馬の企画を始める前にまだ競馬をやったことの無い人のために入門ガイドを始めま~す」
編集長・・・「いいねぇ!競馬がわからないからやりたくないなんて人もいるもんな」
AT・・・「では始めます」
「まずレースは芝かダートという2種類のいずれかで行われます」
「ダートとは砂です」「芝を走るか?砂の上を走るか?のいずれかです」
「次に走る距離ですが短距離と言われるものは1,000m~長距離といわれるもので3,600mまであります」
編集長・・・「人間の陸上競技みたいだな」
AT・・・「そうですね馬の特徴に合わせて出馬するレースを決めてるんですよ」
編集長・・・「世界最速のボルトさんも短距離は速いけどマラソンではきっと勝てないもんな」
AT・・・「競馬場のトラック1周って何メートルくらいあると思います?」
編集長・・・「すごく広いイメージがあるけど・・・」
AT・・・「約2,000mもあるんですよ!2キロ!」
「競馬場の収容人数もすごいんです!過去最高に入場者があった日はなんと・・・!」
「196,517人ですって!!!」
編集長・・・「そりゃすごいね!どこかの市の人口くらい来場したんだ」
AT・・・「更に馬の体重は400kg~550kg!」
編集長・・・「デカっ!大きいとは思ってたけど人間よりはるかにデカイ」
AT・・・「そんなお馬さん達が1着を目指して競争するんです」
「そしてその順位を予想してお金を賭けるのが競馬です」
「お金を賭けることを馬券を購入するというのです」
「馬券を購入する前にはオッズというものがあります」
「オッズ=倍率 賭けた馬券が当たった時何倍になって返ってくるのか?を表しています」
「次は馬券の種類について説明します」
①単勝
1着になる馬を当てる馬券
- 単勝はもっともシンプルな馬券で、どの馬が勝つのかを当てる馬券です。
- 出走する馬が2頭以上の場合に発売します。
- 馬番号で指定します。
②複勝
3着までに入る馬を当てる馬券
- 出走する馬が5頭以上の場合に発売します。
- 出走する馬が7頭以下の場合は、2着までが的中となります。
- 馬番号で指定します。
③応援馬券
1頭の馬の「単勝」と「複勝」を同時に購入できる馬券
- 応援馬券は、1頭の馬の単勝と複勝が1枚の投票券になっている馬券です。
- お好きな「馬」を応援していただくという意味を込めて、馬番号および馬名の上部に【がんばれ!】という文字が印字されます。
- 1つの馬番号ごとに1枚の馬券が発券されます。
- オッズ・払戻金は、単勝・複勝と同じです。
- 一度に同じ金額の単勝と複勝を同時に購入することになりますので、購入金額はマークカードに記入された金額の倍の金額となります。
④枠連
1着と2着になる馬の枠番号の組合せを当てる馬券
- 枠連は組合せとして当たっていればOK。
- 1着と2着の着順は関係ありません。
- 出走する馬が9頭以上の場合に発売されます。
- 発売開始時に8頭以下となった場合でも、「同じ枠に2頭以上」が出走する時は、枠連を発売します。
⑤馬連
1着と2着になる馬の馬番号の組合せを当てる馬券
- 馬連は組合せとして当たっていればOK。
1着・2着の着順は関係ありません。 - 出走する馬が3頭以上の場合に発売します。
⑥ 馬単
1着と2着になる馬の馬番号を着順通りに当てる馬券
- 馬単は、着順通りに当てないと的中になりません。
- 出走する馬が3頭以上の場合に発売します。
⑦ワイド
3着までに入る2頭の組合せを馬番号で当てる馬券
- ワイドは組合せとして当たっていればOK。
1着・2着・3着の着順は関係ありません。 - 出走する馬が4頭以上の場合に発売します。
- 3着が同着の場合は、3着・3着の組合せは不的中となります。
⑧三連複
1着、2着、3着となる馬の組合せを馬番号で当てる馬券
- 3連複は組合せとして当たっていればOK。
1着・2着・3着の着順は関係ありません。 - 出走する馬が4頭以上の場合に発売します。
⑨三連単
1着、2着、3着となる馬の馬番号を着順通りに当てる馬券
- 3連単は、着順通りに当てないと的中にならないため、難易度は高いですが、配当は高くなりやすい傾向にあります。
- 出走する馬が4頭以上の場合に発売します。
編集長・・・「ずいぶんいろんな馬券の買い方があるんだな」
AT・・・「それぞれの馬券で当たり易さや配当の倍率が変わってくるんです」
「当たり易い馬券は配当も小さく当てるのが困難な3連単などは倍率が高くなっています」
編集長・・・「夢を見るか?当たりを優先するか人それぞれってわけね」
AT・・・「ローリスクローリターン、ハイリスクハイリターンってやつです」
編集長・・・「だな」
AT・・・「それでは参考までに絶対ではありませんが当て易いものから順番に並べてみると・・・」
易→難
複勝→単勝→ワイド→馬連→(馬単=3連複)→3連単
AT・・・「万馬券って聞いたことあります?」
編集長・・・「あるよ」
AT・・・「100円の掛け金が1万円になることで3連単ではほぼ当たり前の配当になります」
編集長・・・「そりゃスゴイ!でも難しい・・・」
AT・・・「まぁ始めは単勝か馬連がお薦めです」
「あと馬券を買う時には回収率を考えて購入しないとせっかくの当たりも当たり負けなんて事もありますから」
編集長・・・「回収率?当たり負け?」
AT・・・「回収率とは投資と配当のバランスです」
「例えば10頭走るレースなら10頭それぞれの単勝を購入すれば必ず当たります」
「100円ずつ10通りで投資1,000円」
「勝った馬のオッズが2倍では回収が200円になり的中するも800円の損失になります」
「ですから当てるためにいろいろ買いすぎると結果マイナスなんてこともありますからそこは注意です」
編集長・・・「なるほど・・・大切なのは的中率より回収率ということだな」
AT・・・「その通り!儲けを夢見て馬券を買うわけですから!」
「ということで今回の依頼1万円のおこずかいを増やす企画では各エージェントには単勝と馬連でチャレンジしてもらいます」
「競馬は毎週土日に開催されていますから週に1回1レースのみ!」
「単勝は予算1,000円!馬連は予算1,500円月に4回の挑戦で予算は1万円!」
「これを増やせるか?が今回の調査依頼になります」
編集長・・・「エージェントの中には競馬初心者もたくさんいるからな」
「ビギナーズラックなんて言葉もあるくらいだから」
「それでは健闘を祈る!」
つづく